【老化を招く夏の疲労】 〈夏越の祓い〉 「風そよぐ ならの小川の夕暮れは みそぎぞ 夏のしるしなりけるー藤原家隆」百人一首にも収録されている句です。子供の頃には意味も分からず、この句の語感とリズムが大好きで口ずさんだものでした。 夏越の祓とは旧暦6月30日に半年分の心身の穢れや罪を祓い清める千年以上も続く行事です。ご存知の方も多いかと思いますが、蘇民将来(素戔嗚尊)に由来した行事で“水...