「あたしは幼女じゃない。れでぃー ――きりっ」 「可能性を広げるもの」を名乗る、ミステリアスな精霊。スバルの記憶や体験が秘める可能性に惹かれて、「追憶郷」にやってきた。外見こそ幼いが、生まれて百年未満の忘霊と比べられて憤慨するあたり、だいぶ年季が入っているらしい。新しい可能性の探求に目がないため、そこを逆手に取られてスバルの口車に乗ってしまうこともしばしば。 「【可能性を広げる精霊】ガチ...