『イクサガミ』 今村翔吾 著 / 講談社文庫 刊 時は明治、大金を得られるとの怪文書により、292人の猛者が京都に集まった。そこで始まったのは「蠱毒-こどく」という名のデスゲーム。 参加者に配られた木札を奪い合いながら東海道を進み東京を目指す。主人公嵯峨愁二郎は、ある理由で参加していた十二歳の少女双葉と出会い、彼女を守りながら進んでいく。 単なる時代活劇×デスゲームかと思いきや、敵味方問わ...