KPASについてSee more
KPASのモットーは、「ストリートダンスを通して青少年健全育成」です。 厳しいエンターテインメントの世界で生き残るためには、ダンスの技術だけでは不十分だとわたしたちは考えています。 あいさつ、最低限の一般常識、思いやり、協調性、学校の勉強だってもちろん大切なことです。 毎年夏休みの時期にはバーベキューを企画しています。 ただし、バーベキュー開催には条件があります。 子供たちには「100点を取ったテストの答案用紙を100枚集める」というミッションを与え、達成すればみんなでバーベキューができます。 4月からスタートして、早ければ6月には500枚集まります。 それぞれの名前と教科、枚数をグラフにしてスタジオの壁に貼り、みんなで励ましあいながらカウントしていきます。 一番多く100点を取った子には優勝賞品として図書券を贈っています。 仲間同士で共通の目的を持ち、互いに高めあい、競いあいながらレベルアップしていくのはダンスも勉強も同じです。
オンリーワンでありナンバーワンの存在に エンターテインメントはライフスタイルそのもの 2013年にKPASをオープンするまで、わたしは米軍基地内でアーティストコーディネーターの仕事をしていました。基地内で開催されるコンサートの運営、アーティストのアテンドなどが主な仕事です。 音響、照明、楽器、舞台、ホテル、運転手の手配、食事、メディアプロモーションまですべて一手に引き受けます。一見華やかに見えますが、実際にはとても地味で細かい仕事です。アーティストのスケジュールはもちろん、食の好み、ステージドリンクとして用意するミネラルウォーターのブランドや楽屋のガムのフレーバーなどすべてを把握して間違いなく用意する必要があります。 仕事はハードですが、数多くのアーティストと接することができ、刺激的な日々でした。もちろん、基地内の職業の中でも人気のポジションであり、狭き門といわれている職ですが、わたしがこの職に就けたのは、語学力やキャリアのためではありません。むしろ、採用された当時のわたしはほとんど英語が話せず、職歴も事務やアルバイト程度でした。それでもコーディネーターとして選ばれ、第一線で働くことができたのは、挑戦を後押ししてくれた夫、応援してくれた周囲の友人たちのおかげもありますが、ミュージシャンだった父の影響も大きかったと思います。 わたしの父はピアニストで、県内でナイトクラブやピアノ教室を複数手掛ける経営者でもありました。わたしは小さい頃から父について店舗でアーティストたちと触れ合い、仕事を手伝っていました。船上コンサートでお水やおしぼりを用意したり、ラジオ局でリクエストの電話を受けてレコードを漁ったりもしました。小学生の頃から音楽が身近にある環境だったんです。わたしにとってエンターテインメントはライフスタイルそのものです。 つづきはホームページへ...
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