1905年。西洋小間物商として、銀座に創業した田屋。扱っていたのは、当時唐物(からもの)と呼ばれた舶来品でした。
店には、洋装の紳士をはじめ、在留外国人の方も足を運ばれたといいます。やがて時代も進み、いち早く国産ネクタイに着手したことから「ネクタイの田屋」として、今日に至っております。現在オリジナル品はシャツ、ジャケットにも及び、ネクタイ同様、生地はすべて自社工房(山形県米沢市)で織られています。
創業当時の店先が、西洋を垣間見る夢のウィンドウであったように、皆様の憧れを満たす品揃え、物作りの伝統は、今も受け継がれています。