日本酒には甘口と辛口とされる分類がありますが、その違いはどこから来るのでしょうか。日本酒の甘辛（あまから）は主に日本酒度と酸度によって決まります。日本酒度とは、糖分の含有量を示す指標であり、プラスの数値が大きいほど辛口、マイナスの数値が大きいほど甘口とされます。一方、酸度は酸性成分の量を示し、高い酸度の日本酒はさっぱりとした辛口の印象を与えます。 また、作り方や使用する米の品種、発酵時の温度...