江戸時代に氷は非常に貴重であったため冬になると「氷室」と呼ばれる貯蔵庫に雪を詰めて保管し、旧暦6月1日を「氷室の朔日」と呼び、保管していた雪氷を切り出して徳川家に氷を献上していました。その献上の際長い道中無事に氷が届けられるよう庶民の間では麦まんじゅうを神仏に奉納しその後無病息災を祈願して食された風習が氷室万頭として今日まで伝えられています