おはようカフェ

調整前、足をねじるように歩いています。足の長さに違いがあるということで骨盤の神経痛と膝関節に痛みが日常的にあることで病院で手術を勧められていました。

調整中。日本の病院では足の長さが違うことが分かっても、どれくらい違うか調べる手段も機械もありません。そもそも、医療行為としてノウハウが日本には無いので、安易に手術を勧めるということになりがちです。その為、マイスターがどれくらい差が有るのか調べています。

最終的に、杖無しで歩けるようになりました。足の長さの差を体を曲げて自力で調整していた為、骨盤や膝への過度な負担が掛かっていましたが、靴を調整するだけで、健康寿命を確実に延ばすことが出来ます。これが手術で治療をしようとする日本と、ヨーロッパの保存治療を優先する大きな違いです。勿論ヨーロッパも手術はしますが最終手段としてで、保存治療を飛び越えて手術をするということはしません。元々は、左右差の無い下駄や草履が履かれていた日本と、接着剤が無い時代から手製で今のような靴があったヨーロッパの足と靴への関心の違いにあります。ユーザーである一般の方は勿論、医療関係者も同じなので、「たかが履物」という考えがある限り、ヨーロッパの考えに至るのには、まだまだ相当な時間が必要だと感じずにはいられません。

お客様からも歩きやすいと好評いただき大変嬉しい瞬間でした。逆にお客様から心配されましたが、私は元気ないのではなく、これが普通ですご心配をおかけしました。

カフェと一緒にご利用される方は
カフェ代+1,650円＝革小物のお手入れ教室（1時間程度）出来ます
※靴・カバン・財布・その他革製品（スムース革）

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