ご報告
前略 私事で恐縮ですが、ご報告いたします。私、中島剛は、令和6年2月12日に昇段審査を受験し八段に合格しました。また、同月26日に剛柔流空手道の修業に精励し範を示す進境顕著なるを認められ、範士の称号を授与されました。そして、恩師から黒い道着の着用許可をいただきました。以上により我が流派系譜の奥義を継承した証と重く受け止めます。
今後、番町武道教室では胸に実戦館と刺繍をした独自の黒道着を着て後進の指導を行ってまいります。 草々
令和6年3月吉日
範士八段 中島 剛
追記 道場生から「先生はなぜ黒い道着を着ているんですか?」と聞かれた時は「先生は一生懸命に修業をして先生の中の先生に特別に選ばれたからです!」と答えています。私は、これからも身を以て範を示し続けます。
〔少年少女の部〕〔有段の部〕See more
〔私見雑考〕「はじめに」
番町武道教室を始めて以来、熱心な保護者の方と接する機会を得るようになりました。皆様に共通するのは「武道」に対して様々な期待をしていただいていることです。子どもたちの「これから」を思えば当然です。
そこでわずかな時間ですが、武道教室の稽古の合間にお父様・お母様方と、私自身の経験を交えて雑談をすることにしました。(ご相談にも、個別に応じております。)
これはその時の話題の中から、特に大切だなと思ったものを、まとめ直した文章です。今後は全ての保護者の皆様にもお伝えできるように、不定期ですがこのようなかたちで一文をお渡ししたいと思います。
あまり身構えず、おおらかな気持ちでお読みください。あくまで「私見」に基づいた「雑考」です。武道教室の閑話(こぼれ話)と思って読んでいただければ幸いです。
※2012年から書いてきた文章も手直しをして掲載します。
番町武道教室 代表 中島 剛
〔私見雑考〕「森を育てる」
あるカキ養殖の名人は、森を育てる仕事をしています。しかし、なぜ森を育てているのでしょうか?•••それはカキの養殖に必要な栄養分が、「森から川へ」そして「川から(カキが養殖されている湾内の)海へ」と運ばれてくるからです。美味しいカキをしっかりと育てるために、その栄養を供給する「森の土壌を豊かにする」必要性に気が付いたからです。
その影響は、カキの養殖に限ったものではありません。間伐や植樹といった森林の手入れは、根のはった草木を育て、森そのものの再生はもちろん、養分豊かな土からしみ出る水は、川の再生も促し、やがて上流から下流へ、そして海へと流れて生態系を豊かにし、環境全体も改善させます。私はこの話にとても感銘を受けました。
番町武道教室も、青少年育成の場として「人を育てる」地域に開かれた武道場となることを願っています。
(2025年1月15日)
Basic info
毎月第1・第5日曜〔少年少女の部〕小学6年生の稽古は休みです
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