確かに存在した新築信仰。 そして時代が残したものは、乱立した空家たち。 成熟した住まいが街の景観と人々に馴染むことなく その役目を終えていく。 今さえ良ければそれで良いという姿勢が次世代に跳ね返る社会。 人にされて嫌なことはもう家にもしない。 さぁ、美意識の転換を。 この家づくりを通じて、これまでの消費活動の懸念から脱却してほしい。 この家づくりを通じて、愛着を育むよろこびを味わってほしい。 この家づくりを通じて、そんな子どもたちで溢れる日本に戻したい。 そんな美しい関係性がどうか築けますように。 築年数を誇れる時代はもうすぐそこまできている。 地球が生み出したものだけ。