【よみがえる正倉院宝物 作品紹介PART④「模造 紺玉帯(こんぎょくのおび)】 紺玉(ラピスラズリ)で装飾された革製の腰帯〈現代ではベルト〉です。ラピスラズリは、美しい青色から宝石として珍重されてきました。古代よりアフガニスタンが産地として有名で、当時の広域にわたる東西交流がうかがえます。 原宝物は帯が2片に断裂していて、欠失している部分もあります。模造するにあたっては、正倉院に伝わる他の...