現在、新館常設第6・第7室で開催中の「山本作兵衛展」で展示している作品の解説をお届けします 山本作兵衛 (1892-1984) 《母子入坑》 昭和57年(1982) 水彩、紙 東京富士美術館 ----------------------------------- 筑豊の炭坑労働者であった山本作兵衛は、自らの体験と記憶などをもとに60代半ばから炭坑記録画を描き、確認されているだけでも100...