natsusobiku

大地や空、海。新緑から紅葉へと季節によって変化する木の葉の色。自然の織りなす美しい色を、オーバーダイの技法で表現しました。日本の四季折々の情景に馴染む優しい色合いが魅力の手持ち感のあるドレープカーテンです。リネン100％、2 5 番手の太い糸をぎゅっと詰めて織った高密度生地。太番手で目の詰まった生地ですが、優しく叩きほぐす仕上げ工程により、 リネンのくったりとした表情がしっかりと引き出され、とても柔らかく しっとりとした手触りになっています。厚みのある生地ですが、わずかな目の隙間から光を通すので 軽やかな印象で、リネンの生地感もしっかり際立ちます。

まるで自然の中にいるような素朴で懐かしい風合い。素材そのままの生成色の麻生地と、爽やかな白生地の2色展開のドレープカーテンは、家族の集まるリビングの窓に吊るしても素敵ですし、ナチュラルな雰囲気はお部屋を選びません。リネン25番手の糸で平織りにしたスタンダードな厚みのドレープカーテンは、昼間は陽の光を透して浮かび上がる麻の繊維の表情を感じられ、夜間はしっかりとプライバシーを守ります。

自然の中のひそやかな美しさを繊細なリネン糸をあまく織り上げることで表現しました。ゆらゆらと風になびく粗い織り目のレースカーテンです。緯糸に走らせた先染め糸は、いまの日本の住宅に合うカラーを目指し何度も色出しを行いました。 シングルガーゼのリネンは外の風景を移して開放感がありながらも、外からの視線は適度に遮ってくれます。レースカーテンとして、麻らしい穏やかな風合いと、天然繊維の美しさを感じることができます。